【新 キムタツの東大英語リスニング Basic】
超簡単解説

出版社: アルク 発売日: 2021年12月20日

参考書の難易度

項目 指標 解説
わかりやすさ ★★★★☆ スクリプトの全訳と詳しい語注、さらにはディクテーション用のページもあり、復習しやすい構成。ただし、ある程度の語彙力は必要です。
到達レベル 共通テスト~東大・難関大レベル 本書を完璧にすれば、共通テストのリスニングはもちろん、東大をはじめとする最難関大学のリスニング試験にも対応できる実力が身につきます。
学習期間 (特になし) 25の練習問題と模擬試験で構成。ディクテーションやシャドーイングなど、徹底的な復習を重ねることが、実力向上の鍵です。
理想の開始時期 共通テストレベルの単語・文法習得後 基礎的な語彙力と文法力を固め、いよいよ本格的なリスニング対策を始めようとする、すべての難関大志望者に最適です。

参考書について詳しく

この参考書のいい点

  • 東大のリスニング試験で求められる、長い英文を聞き取り、要点を押さえて設問に答えるという実践的な能力を養うことに特化しています。
  • 80語程度の短い英文から始まり、段階的に語数を増やしていく構成のため、長い音声の聞き取りに無理なく慣れていくことができます。
  • ディクテーション(書き取り)の練習を通じて、聞き取れない箇所を明確にし、弱点を克服することができます。
  • 単語や文法のレベルは標準的でありながら、論理的な思考力を問う良質な問題が多く、総合的な英語力を鍛えられます。

この参考書の悪い点

  • 「東大」という名前がついていますが、東大特有の癖の強い問題というよりは、オーソドックスで質の高いリスニング問題集です。
  • リスニングの学習法そのものに慣れていないと、ディクテーションなどの復習に時間がかかり、負担に感じてしまう可能性があります。
  • 本書を最大限に活用するためには、スクリプトの音読やシャドーイングといった、能動的な学習姿勢が不可欠です。

この参考書は具体的にどんな人向け?

  • 東大をはじめとする、リスニングの配点が高い最難関大学を志望する受験生。
  • 共通テストレベルのリスニングはできるが、より長く、複雑な英文の聞き取りに課題を感じている人。
  • ディクテーションやシャドーイングを通じて、リスニング力を飛躍的に向上させたいと考えている学習者。
  • 二次試験でリスニングを武器にしたい、向上心溢れるすべての受験生。

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