【英文法レベル別問題集1 超基礎編 3訂版】
超簡単解説

出版社: 東進ブックス 発売日: 2023年12月22日

参考書の難易度

項目 指標 解説
わかりやすさ ★★★★☆ 問題は非常に基礎的で明快。解説は簡潔なため、講義系の参考書で学んだ知識を確認するのに最適です。
到達レベル 中学〜高校基礎レベル 中学英語の総復習と、高校英文法の導入部分を固めるレベル。全ての英語学習の土台となる部分を養成します。
学習期間 1〜2週間 薄く、基本的な問題に絞られているため、短期間で一気に完成させることが可能。成功体験が次への推進力となります。
理想の開始時期 英文法の初歩を学んだ直後 「大岩のいちばんはじめの英文法」などで文法の理屈を学んだ後、知識を定着させるための最初のアウトプットとして最適です。

参考書について詳しく

この参考書のいい点

  • 圧倒的に薄く、取り組みやすい。分厚い参考書に抵抗がある初学者でも、最後までやり遂げる達成感を得やすく、自信につながります。
  • 中学レベルの復習から高校の基礎まで、本当に重要なことだけが厳選されています。余計な情報がないため、知識が混乱することなく土台を固められます。
  • 講義系参考書でインプットした知識を、問題演習を通じてアウトプットすることで、記憶を確かなものに変えることができます。
  • レベル別シリーズの1冊目として、次のレベル2、レベル3へと続く明確なステップアップの道筋を示してくれます。学習計画が立てやすいのも魅力です。

この参考書の注意点

  • これはあくまで「問題集」です。文法事項の詳しい解説はほとんどないため、必ず講義系の参考書とセットで使う必要があります。単体での使用は効果がありません。
  • 収録されているのは中学レベルの超基礎的な問題です。高校の定期テストで平均点以上取れている生徒にとっては、簡単すぎてしまい、時間の無駄になる可能性があります。
  • - 右ページの解説をただ読むだけでなく、なぜその答えになるのかを自分の言葉で説明できるまで理解することが重要です。答えの丸暗記では力になりません。 - この一冊だけで大学受験の文法問題に対応することは不可能です。あくまで基礎固めのための「踏み台」であり、完成後は速やかに次のレベルに進む必要があります。

この参考書は具体的にどんな人向け?

  • 高校に入り、本格的に英文法を学び始める、あるいは中学英語に不安を感じている初学者。
  • 「大岩のいちばんはじめの英文法」のような講義系参考書を終え、初めての問題演習に取り組む人。
  • 分厚い参考書が苦手で、まずは薄い問題集を完璧にする成功体験を積みたいと考えている学習者。
  • 英語の勉強から長らく離れており、基礎の基礎から着実に復習したいと考えている再挑戦者。

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