【Next Stage 英文法・語法問題 4th Edition】
超簡単解説

出版社: 桐原書店 発売日: 2024年1月12日

参考書の難易度

項目 指標 解説
わかりやすさ ★★★☆☆ 問題形式での網羅性が高く、情報量は圧倒的。しかし、解説は簡潔なため、初学者は別途参考書での理解が必要です。
到達レベル 共通テスト〜早慶レベル 大学受験における英文法のほぼすべてを網羅。この一冊を極めれば、どのような入試問題にも対応できる力が身につきます。
学習期間 3〜6ヶ月 膨大な問題数をこなすため、継続的な学習が必須。1日500問ペースで進めれば、1ヶ月での1周も可能です。
理想の開始時期 文法の基礎理解後 文法の全体像を把握し、最低限の知識をインプットした後に取り組むのが理想。いきなりの挑戦は「沼」にはまる可能性があります。

参考書について詳しく

この参考書のいい点

  • 大学受験で出題される英文法、語法、イディオム、会話表現、単語・語彙、発音・アクセントのほぼすべてを網羅しています。この一冊を極めれば、文法問題で怖いものはありません。
  • 問題ごとに簡潔な解説がついており、知識の確認に役立ちます。また、豊富な情報を参照することで、関連知識を横断的に習得できます。
  • 問題演習を通じて、文法知識を定着させることに特化しています。特に、なぜその答えになるのか理由を説明できるまでやり込むことで、真の理解へと繋がります。
  • 多くの高校で採用されており、受験生の間での信頼度が非常に高いです。周りのライバルも使っているため、情報交換もしやすいでしょう。
  • Part1(文法)とPart2(語法)を完璧にすれば、共通テストレベルの文法事項はほぼカバーできます。時間がない場合は、ここを優先的に取り組むのが効果的です。

この参考書の注意点

  • 解説が簡潔なため、文法の基礎が曖昧な状態で取り組むと、丸暗記になりがちです。まずは「大岩のいちばんはじめの英文法」などで文法を理解してから始めるべきです。
  • 問題数が非常に多く、途中で挫折しやすい「沼」にはまる可能性があります。特に高1・高2生がいきなり取り組むと、モチベーションを維持するのが難しいかもしれません。
  • 問題が分野ごとにまとまっているため、順番通りに解くと答えを推測できてしまう「場所記憶」に陥る危険性があります。最終的にはランダムに問題を解いて実力を測る工夫が必要です。
  • 文法問題そのものが出題されなくなった共通テストでは、文脈の中で文法力を問われるため、本書だけで対応しようとすると、長文読解力の養成が疎かになる可能性があります。
  • 学校で配られることが多いですが、自分のレベルに合っているかをよく見極めることが重要です。無理に難しい問題集を使うよりも、薄い参考書で基礎を固める方が効果的な場合もあります。

この参考書は具体的にどんな人向け?

  • 文法の基礎を一通り学習し終え、体系的に問題演習を積みたいと考えている受験生。
  • 共通テストはもちろん、MARCH・関関同立、さらには早慶レベルの難関大学を目指している意欲的な学習者。
  • 英文法・語法問題を徹底的にやり込み、英語を得点源にしたいと考える戦略的な受験生。
  • 学校で「Next Stage」が配られ、その圧倒的な情報量を最大限に活用したいと願う賢明な学習者。

文法参考書

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