【システム英単語 5訂版】
超簡単解説

出版社: 駿台文庫 発売日: 2019年11月10日

参考書の難易度

項目 指標 解説
わかりやすさ ★★★★☆ ミニマル・フレーズという独自の切り口で、単語が実際に使われる形で学べます。情報量は多いですが、構成は論理的です。
到達レベル 共通テスト〜早慶レベル 段階的なレベル構成で、日東駒専からMARCH・関関同立、そして早慶まで、この一冊で幅広く対応可能です。
学習期間 3〜6ヶ月 本気で取り組めば2〜3ヶ月で1周も可能。しかし、真に定着させるには、受験本番まで繰り返し使い続けることが重要です。
理想の開始時期 受験勉強開始と同時 基礎から発展までを網羅しているため、受験勉強のスタートからゴールまで、あなたの最も信頼できる相棒となります。

参考書について詳しく

この参考書のいい点

  • 最大の特徴は「ミニマル・フレーズ」。実際の入試で最もよく使われる形で単語を提示してくれるため、生きた語法と共に記憶に定着します。
  • 最新の入試データに基づき、単語が頻出度順に掲載されています。学習の優先順位が明確で、効率的に語彙力を伸ばすことができます。
  • 1章・2章で共通テスト〜日東駒専、3章でMARCH・関関同立、4章で早慶レベルと、志望校に応じた目標設定がしやすい構成になっています。
  • 多義語の章が独立しており、一つの単語が持つ複数の意味を体系的に学べます。これは長文読解の精度を上げる上で極めて重要です。
  • 派生語や関連語の情報も豊富。一語から知識を芋づる式に広げることで、語彙のネットワークを脳内に構築することができます。

この参考書の注意点

  • 「ミニマル・フレーズ」で覚える際、フレーズ全体で意味を推測してしまい、単語単体で即答できない状態に陥る危険性があります。まずは一語一義の暗記を徹底しましょう。
  • 情報量が多いため、レイアウトがやや雑多に感じられることがあります。どこまで覚えるかを意識しないと、消化不良を起こす可能性があります。
  • 「ターゲット1900」に比べ、基礎的な単語のカバレッジが広い一方、最難関レベルの単語では若干の差も。しかし、受験のコアとなる語彙層はほぼ共通しています。
  • 場所で覚えてしまう「場所記憶」に陥りやすいという声もあります。アプリの活用やランダムテストなどで、記憶の定着度を客観的に測る工夫が必要です。

この参考書は具体的にどんな人向け?

  • 大学受験に必要な英単語を、効率的かつ体系的に学びたいすべての受験生。
  • 単語を単なる記号としてではなく、実際の使われ方(語法)と共に理解したい学習者。
  • 自分のレベルからスタートし、最終的にMARCH・関関同立、さらには早慶レベルまで到達したいと願う人。
  • 一冊の単語帳を骨の髄までしゃぶり尽くし、盤石な語彙力を築き上げたいと考える真摯な努力家。

単語参考書

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